今回は「パニック障害を伝えるときに気をつけていること」についてお話をします。
- 苦手なことを明確に伝える
- 発作が起きたときの対処法を伝える
- 明るく伝える
それでは、一つずつお話ししていきます。
苦手なことを明確に伝える
「パニック障害」と一言で言っても、人それぞれ、いろいろな症状があります。我が家は、親子揃ってパニック障害なのですが、親子でも、発作が起こる場面はまったく違います。
例えば「交通手段」
・私→車の運転は得意、バスに乗ることは苦手
・母→車の運転は苦手、バスに乗ることはできる
例えば「食事の場面」
・私→満腹で発作が起きやすい
・母→空腹で発作が起きやすい
このように、親子で、同じパニック障害を持っていても正反対の場面で発作が起きます。同じパニック障害を持っていてもこうなのだから、パニック障害を持っていない人に「パニック障害だ」と伝えても伝わるはずがありません。
だから、私は「苦手なことを明確に伝える」ということが大事だと思っています。
発作が起きたときの対処法を伝える
発作が起きたときに、どういう対応をしてほしいかというのも人それぞれだと思います。
私は、その場に座って、薬を飲んで深呼吸をします。そのときの状況にもよりますが、10~30分くらいで落ち着きます。人に、何かをして貰うという必要はありません。
だから、
「もし、発作が起きたら、座って薬を飲んで深呼吸をするから、発作が収まるのを待っていてほしい。何もしなくて大丈夫だよ。」
と伝えています。
明るく伝える
これはおまけみたいなものです。
あまり深刻に伝えると、相手も重く捉えてしまうし、一緒に出掛けるのがこわいと思われてしまうこともあります。
私自身、最初の頃は深刻に伝えていたのか「発作が起きたらどうしようって、こっちまでこわくなるよ」と言われたことがあります。
それからは、あまり深刻に伝えすぎず、なるべく、明るく伝えるようにしています。
まとめ
以上が、私が 「パニック障害を伝えるときに気をつけていること」でした。ぜひ参考にしてみてください。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!