こころ

歯医者さんでパニック発作を起こした話

私は子どもの頃、乳歯が自然と抜けなかったため、歯医者さんで麻酔の注射をして抜かれていました。 歯の矯正をしたこともあります。だから、歯医者さんには慣れていて歯の治療の痛みだけにはなぜか強かったんです。

「歯医者さんは嫌だなあ」とは思っても「歯医者さんが怖いなあ」と思ったことはありませんでした。

ところが、先日、歯医者さんでパニック発作を起こして倒れました! 今回は、そのときのお話をします。

口コミが良い歯医者さんを探して初受診

奥歯の詰め物がとれてしまったので歯医者さんに行くことにしました。

今、住んでいるところにきてから歯医者さんに行ったことがなかったため、口コミが良い歯医者さんを探して初受診しました。

外装がとてもきれいで、待合室も優しい木の雰囲気でゆったりと過ごせる、そんな素敵な歯医者さんでした。

「落ち着く良い歯医者さんだなあ」なんてのんきに思っていたのですが…。

アニメーションを使った治療説明でパニック発作

いざ、診察室に入ると、診察台の目の前に大きなテレビが置いてありました。そのテレビにアニメーションが映り、今後の治療方針についての説明がはじまりました。

「虫歯をとらなければいけません。まずは、神経を抜いて、そこに薬を流し込み…」

と話を聞いているうちに、どんどん息が苦しくなり、意識が遠のき、座っていられなくなりました。

「すいません。横にならせてください」と言って、横にならせてもらいました。

歯医者さんで倒れるなんて情けない…

倒れて、意識が遠のいている中でも「すいません…、すいません…」と謝る言葉ばかりが口から出ていました。

うまく呼吸ができず、

冷や汗が止まらず、

手足の感覚がなくなり、

耳がぽーっとして聞こえなくなり、

世界がぐるぐると回っている。

「このまま死ぬんじゃないか…」

パニック発作のときはいつもそう思います。

そんな中でも、

「もう大人なのに…」

「歯医者さんで倒れるなんて情けない…」

そんな気持ちもぐるぐると回っていました。

歯医者さんからの対応「慣れることからはじめよう」

虫歯の治療をする予定でしたが、私がパニック発作を起こし30分以上、横にならせてもらっていたため、その日はそのまま帰ることになりました。

先生からは

「歯医者は久しぶりですか?歯医者は怖いですよね。まずは歯医者に慣れることからはじめましょう。次回は、虫歯の治療はせずに、歯のクリーニングから始めますね。だから、緊張せずにきてくださいね」

と優しい言葉をかけていただきました。

正直、大人になって

「歯医者に慣れることからはじめましょう」

なんて言われると思わず、

「情けない…」

という思いがとまらず、帰ってきてからたくさん泣きました。

でも、くよくよしていても仕方がない。私の目的は「虫歯を治すこと」なんだから!

しばらくは、先生の言うとおり、歯医者に慣れることからはじめさせていただいて、虫歯の治療に入れるように頑張ろうと思います。

次に歯医者さんに行くのがこわいよー!笑

読んでいただき、ありがとうございました。